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設定マニュアル

目次

1. 概要
2. Hibiya Monitor メイン画面
3. 設定
3.1 全体設定
3.1.1 表示設定
3.1.2 フォント設定
3.1.3 履歴表示
3.2 監視サーバ設定
3.2.1 表示カラム設定
3.2.2 条件設定
3.2.3 動作設定
3.2.4 状態表示
3.2.5 履歴表示
3.2.6 監視サーバ別の設定
1) Webサーバ
2) DBサーバ
3) Util Daemon
4) ネットワーク監視
5) ディスク容量
6) メモリ使用率
7) CPU使用率
8) 外部シェルによるチェック
3.3 動作設定
3.3.1 動作の選択
3.3.2 フォーマットの指定
3.3.3 監視サーバ別の設定
1) Syslog送信
2) メール送信
3) 音
3.4 条件設定
4. 設定用のXML
5. 起動方法

1. 概要

Hibiya Monitorは2つのパーツから成り立っています。
・監視サーバ
バックグラウンドで動作する監視daemonです。
監視対象と同一のマシン上で起動しなければならない監視サーバ(CPU,メモリの監視等)と、 別マシン上からネットワーク経由で監視することの可能な監視サーバ(Ping,Web.DB等)とがあります。
・Monitor
監視サーバの状態をGUIで表示します。
監視サーバと同時に(1VM上で)起動することも可能です。
また、別マシン上で起動されている複数の監視サーバの状態を、 リモートで表示することも可能です。

2. メイン画面

現在の監視状況を表示します。

3. 設定

3.1 全体の設定

3.1.1 表示設定
[ファイル]-[設定]で、Hibiya Monitor全体の設定を行います。
3.1.2 フォント設定
[表示]-[フォント]で、メイン画面で使用するフォントを設定します。
3.1.3 履歴表示
[表示]-[履歴]で、Hibiya Monitor全体の履歴を表示します。

3.2 監視サーバ設定

3.2.1 表示カラム設定
[編集]-[カラム設定]で、メイン画面に表示するカラムを選択します。
左のリストから項目を選択して→を押すと、選択された項目がメイン画面に表示されます。
右のリストから項目を選択し←を押すと、選択された項目がメイン画面に表示されなくなります。
3.2.2 条件設定
監視対象をチェックするための条件を設定します。
設定方法の詳細は3.4 条件設定を参照してください。
3.2.3 動作設定
監視対象の状態が変更されたときの動作を設定します。
設定方法の詳細は3.3 動作設定を参照してください。
3.2.4 状態表示
監視対象の状態を表示します。

各行をダブルクリックすると、取得した値の詳細を表示します。
3.2.5 履歴表示
監視対象の状態を表示します。

履歴の各行をダブルクリックすると、履歴の詳細を表示します。
3.2.6 監視サーバ別の設定
個別の監視サーバの設定を行います。
各監視サーバで、共通の設定は また、以下の項目はどの監視サーバにも設定されます。

現在Hibiyaにデフォルトで付属しているの監視サーバは以下の通りです。

3.3 動作設定

3.3.1 動作の選択
作成する動作を選択します。

3.3.2 フォーマットの指定
イベントを文字列に変換する場合は、以下のフォーマットが使用できます。
%dイベント発生日時
%d{フォーマット文字列}で、日付のフォーマットを指定できます。
ex. %d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss}
%oイベント発生前の状態
0:正常 1:Warning 2:Error
%nイベント発生後の状態
0:正常 1:Warning 2:Error
%e例外
\r改行
\n改行
\tタブ
3.3.3 動作別の設定
デフォルトで付属している動作は、以下の通りです。

3.4 条件設定

現在は、JavaScriptのみが使用可能です。
監視を実行した際にエラーが発生した場合は、そちらのエラーが優先されます。
このスクリプトが、1を返すと警告、2を返すとエラーと判断されます。
スクリプトには以下の予約語(変数)があります。
var value = String( results.get( "ResponseCode" ));
var ret;
switch ( value ) {
case "200":
	threshold.setMessage( "ResponseCode=[" + value + "]" );
	ret = 0;
	break;
case "401":
	threshold.setMessage( "ResponseCode=[" + value + "]" );
	ret = 0;
	break;
default:    ret = 2;
}
ret;
var ret=0;
var time=results.get( "ResponseTime" );
if(time>100){
	threshold.setMessage( "ResponseTime=[" + time + "]" );
	ret=1;
}
if(time>200){
	threshold.setMessage( "ResponseTime=[" + time + "]" );
	ret=2;
}
ret;

4. 設定用のXML

ダウンロード

5. 起動方法

Windows用バッチファイル csh用シェル
set DIR_LIB=%APP_HOME%\lib
set LIB_XML=%DIR_LIB%\xerces.jar
set LIB_JS=%DIR_LIB%\js.jar
set CLASSPATH=%DIR_LIB%\util.jar;%DIR_LIB%\util_dmn.jar
set CLASSPATH=%CLASSPATH%;%DIR_LIB%\hibiya_srv.jar;%DIR_LIB%\hibiya_mon.jar
set CLASSPATH=".;%CLASSPATH%;%LIB_XML%;%LIB_JS%"

set NAME="-Dapp.name=HibiyaMonitor"
set LOG4J="-Dlog4j.configuration=config/CmnLog.xml"
set CONFIG="-DHibiya.config=config\hibiya.xml"

メイン画面を起動する場合。
java %NAME% %CONFIG% %LOG4J% -cp %CLASSPATH%
	jp.co.sds_corp.hibiya.monitor.Monitor

監視サーバのみを起動する場合。
java %NAME% %CONFIG% %LOG4J% -cp %CLASSPATH%
	jp.co.sds_corp.util.daemon.manager.DaemonManager